【なろうがつまらない理由】「魔力無限のマナポーター」1話/説明不足の世界と頭が空っぽの主人公&作者

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今回はモンスターコミックスにて
掲載されている

「《魔力無限》のマナポーター
~パーティの魔力を全て供給していたのに
勇者に追放されました。
魔力不足で聖剣が使えないと焦っても
メンバー全員が勇者を見限ったのでもう遅い~」

をレビューしていきたいと思います。
久しぶりにタイトルがなげぇな。

《魔力無限》のマナポーター(1)

それでは中身を見ていきます。

まずは戦闘シーン。
1コマ目の山賊みたいな顔をしてるのが
今回の勇者ですかね?


いきなりツッコみたいんですけど
勇者を悪人面にするのはよくないですね。


というのもこれ追放ものなんでこの勇者に
主人公が追放されると思うんですよ。

だから勇者が物語的には悪役というか
読者視点でのヘイト役になるのですが…

勇者をヘイト役にする際に
あからさまな悪役っぽい見た目にしたら
その効果が薄れるんですよね。


悪人面の勇者が悪いことしました~
ってなっても「そりゃそうだよね」
終わっちゃうので。

それよりも人望もあるカッコいい勇者が
実はゲスいこと考えてて~っていう方が
ヘイト値が高くなるんですね。


どちらも結局は描き方次第ですけどね。

そしてこの勇者が使っているスキル
“エクスカリバー”は強力だけどマナの消費が
激しいらしいですね。

しかもそれを連発するから大変だそうな。

次のページでは他のメンバーも強そうな技を
使いまくってますね。

しかしこれだけ技を使っても
マナは満タンを維持してるそうです。
主人公のサポートが光りますね。


マナポーターですもんね。
さすがマナのスペシャリストです。

いや、マナってなんだよ

この1シーンでマナって5回出てきてるけど
こっちはマナがなにかわらかねーんだよ。


他のなろうだったら
“魔法を使うエネルギー的ななにか”
で読み進めてもギリ許せる。

でもこの作品ってマナを補給する主人公
マナとかいう謎の概念が重要要素なわけで。


それを説明せずにマナマナ言われても
重要さがわからないんですわ。

まぁ冒頭だからね。
さすがに次のページ辺りでこの世界の
マナの説明くらいあるでしょう。

追放されました

なんでだよ!!!

いや、追放物だから追放はいいんだけど。

こっちはまだマナがなにかもわかってないし
マナポーターなんてもっとわからないんだよ


さすがにその説明くらいはするだろうって
思ってるところに追放だってやられても
「え?なんかページ飛ばした?」
としか思わないんだが?

まぁもうこの作者はマナの説明は
する気はなさそうなので諦めて次にいきます


追放理由はまぁ悪くないですね。

前記事も言ったように有能な主人公を
追放する時に変な理由付けをすると
矛盾だらけの追放シーンになるので。

ただ単に「勇者様が気に入らない。」
済ませること自体はアリです。

でも今回は別で問題があります。

それは

「他のメンバーは主人公の力を
評価してるし信頼もしてる。」


っていうところなんですよね。

他のメンバーが主人公を信頼してる場合は
勇者が相当うまく立ち回って追放しないと
メンバーから信頼を失って終わります。

こういう追放物って
主人公を追放したパーティが意気揚々と
クエストなりに行ったときに主人公の大切さ
に気付いて自分達の愚かさに気付く…


ってところに人気があると思うんですね。

でも今回の場合は他メンバーは主人公を
信頼してるのに勇者の「気に入らない!」で
追放しちゃったからその時点で
他メンバーからの信頼がなくなるし

「勇者が考えなしの馬鹿」

で片付いちゃってその後がないんですよね。

そして次のページを見ると

素直に追放される主人公

え、勇者が「これはみんなの意見だ」って
一言いっただけですよこれ?


しかも主人公は自分がいなくなったら
どうなるか予想が付いてるんですよね?

それで自分を慕ってくれてたメンバーに
確認もせずいなくなるってどうなん?


メンバーを仲間ともなんとも思ってない
勇者の操り人形ってことですね。


この勇者に死ねって言われたら
快く自害するんでしょう。

そしてようやくマナポーターの説明が
始まりましたがマナの説明がないので
特に意味ないですね。


そしたら聖女が追いかけてきました。

マジでなんにも言わずに抜けたんですね。

勇者よりこいつに問題があるんじゃないか?
って思えてきました。

こんなやつがまともに自分の能力の説明を
してるとも思えないので。

しかも急に女好きな描写が入ってきたので

「女メンバーには自分の価値を伝えて
男の勇者にはちゃんと説明してなかった」


って言われても納得できちゃうんですよね。

そうなると本当の被害者は勇者じゃんって
なってきて見る目が変わってきます。

今のところ主人公って

・女好きで勇者には能力の説明をしてない
・自我はなく勇者の操り人形
・色々と説明、確認をしない
・メンバーを仲間として信頼してない


って感じですかね。
こんなクソ主人公が周りに流されるまま
マナの拡大解釈のチート能力をお披露目する
話が面白くなるでしょうか?

なるわけねぇだろ!!

追放シーンだけでツッコみ所が多すぎて
もう続きを読む気も失せてるんですけど
一応1話くらいは見ておきましょうかね…

とりあえず聖女が着いてくるってなった後に
いつも通り見知らぬ馬車が襲われます。

主人公のチートで助けます。

ここまではいつものクソなろうって
感じなのでどうでもいいんですけど
このあともクソつまらないんですよね。

助けた商人の村に寄ったら
マナ不足で困ってました。


いやー、マナ不足ですか
それは大変ですねぇ…

少しくらい捻れや

「マナを供給する主人公を活躍させたいな
そうだ、村をマナ不足にしよう」


って舐めてるんか??

しかもマナの説明が全くないから
マナ不足で機械のメンテナンスができない
っていうのも意味わからんし。


マナが不足して困ってます
→主人公が供給して解決。

で、なにが面白いんだよこれ。


お膳立てが稚拙過ぎて見てて
いたたまれない気持ちになりますね。

これを商業作品として世に出せる
メンタルだけは立派だと思いますよ。


小学生の頃にノートに書いてあったのを
見返して恥ずかしくなるレベルの内容です。

あとマナの拡大解釈って上の方で
チラっと言ったんですが

汚れに反発する属性のマナを
ぶつけて綺麗にする

とかやってるんですよね。

なに?マナって属性とかあるの?
説明不足過ぎてさらに意味がわからん。

それができるならなんでも
消したり増やしたりできるんじゃね?


って思いますよね。

結局のところマナの解釈次第で
超万能主人公になれるんですよね。


作者の解釈のゴリ押しって感じで
クソつまらないです。

それじゃあ最後に
主人公の説明、確認不足の被害者達
を見てみますか。

え、この人達は命かかってるんですよね?

読者は失敗=死くらいの認識なんですけど
こんな「やれやれ」みたいな感じで
着いていくの??

死んでもペナルティがないゲームで
難しいモードに挑戦してみる


くらいに見えるんですけど??
どんな世界観なのこれ?

しかも勇者のことは呼び捨てしてるのに
主人公は様付けだしどんな関係なんだよ。


作者の説明不足でもうわけわかんねーよ

というところで1話終わりです。

まとめると

女好きっていうだけで自我がない主人公が
後付けオンリーの説明不足の世界観で
拡大解釈のチート能力でなんかするらしい


って感じですかね。

うーん、まごうことなき駄作ですね。
絵は悪くないんじゃないですか?多分

以上

《魔力無限》のマナポーター

のレビューでした。
読みたい人は読んでみたらいいと思います。

「他の女2人はなんで勇者に
着いていってるんだ?」


って思った人はコメントお願いします。

《魔力無限》のマナポーター(1)

この記事で使っている画像は全て

《魔力無限》のマナポーター/

モンスターコミックス

に帰属します。

コメント

  1. ゲームウサギ より:

    本来の仕事系のテンプレ中、有能主人公をクビしでも他の社員の危険ならないので、悪い上司の機嫌悪いだけ主人公をクビするとはあると思います、でもこの作品は色々な矛盾点を現れる。

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