【なろうがつまらない理由】「雑魚スキル」と追放された紙使い、真の力が覚醒し世界最強に~世界で僕だけユニークスキルを2つ持ってたので真の仲間と成り上がる~/世に出てしまったことがかわいそうな実験作品

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今回はモンスターコミックスから
出版されてる

「雑魚スキル」と追放された紙使い
真の力が覚醒し世界最強に
~世界で僕だけユニークスキルを
2つ持ってたので真の仲間と成り上がる~

をレビューしていきます。

「雑魚スキル」と追放された紙使い、真の力が覚醒し世界最強に(1)

タイトルは普通のなろうって感じですね。
追放物らしいです。

中身を見ていく前にお伝えしておくと
この作品、だいぶアレな感じです。


なろう界隈では度々商品レベルに
全く達していない作品も多くありますが
その裏では

「出版社がどこまで酷い作品だと
 売れなくなるのか検証している。」


なんていう噂まであります。

私は笑い話くらいにしか捉えていませんでしたが
今回の作品はそういう意味で

「出版社の実験作品なのではないか?」

と思える作品なのでぜひそういう観点で
見ていただけたら幸いです。

それでは中身を見ていきましょう。

「【紙使い】は雑魚スキルだとわかった」

となにやら言われてますね。

「キミを聖剣の団から追放する!」

ということで冒頭終了です。

さすが実験作品といったところでしょうか。

・絵は微妙。
・冒頭はテンプレを薄めに薄めた出涸らし
・そもそも2コマしかないし意味もない


と、なかなかハイレベルです。

「聖剣の団」とかいうダサいパーティ名が
まるで気にならないレベルですね。

とりあえず続きを見ていきます。

「おい、ヤクモ。ビビってんのか?」

と声をかけられた黒髪の子が主人公ですね。

主人公は囲まれたら面倒とのことで
周囲を警戒しています。

他の仲間もついでに紹介されます。

全員の名前のしたに

「聖剣の団所属 Fランク」

って書かれてますけどいりますかこれ?

それぞれどういった役割なのかも
わからないんですけど。

というかみなさんだいぶ
ゴブリンを馬鹿にしてますね。


油断せずに索敵してるのが
主人公だけですよ。

というわけでゴブリン君が出ました。

主人公がこのパーティにどのくらい
貢献してるのか追放前に見ておきましょう

とりあえずリーダー格っぽい人が
よくわからん切り方で攻撃します。

少なくともアクションシーンは
描けないっぽいですね。

そしたらリーダーの後ろにゴブリンが
迫っています。


いや、囲まれとるやん。
注意してた主人公はなにしてたの?

というところで「援護しないと!」と
紙をフワッてやります。


は?なにこれ?

この紙でなにをしようとしてるの?

そしてまた「危ない!」とか言いながら
自分の周りを全く気にしてない主人公。


後ろになんか強そうなやつがいるのに
ガン無視です。

そして案の定殴られる主人公。
マジでこいつは一体なにをしに来たの?

リーダーが助けてくれました。
足を引っ張りまくってますね。

「強い冒険者になれない」

って言ってますけどそもそも
冒険者としての基礎的な動き方から
勉強した方がいいんじゃないですかね。

というかこういう時って大体他のメンバーが
気付いてないだけで主人公がなにかしら
活躍してる場合が多いんですけど…


コイツはマジでなにもしてないですね。

そしたらなんかちゃんとした
リーダーが出てきました。

いや、お前がリーダーなんかい。

え、どういう関係性なの?

そしてリーダーは入団から30日間
ずっとこの子達を見てきたそうです。

そして今日、問題があることを確信したそうな。

私は4ページくらいでこのパーティの
問題点に気付きましたよ。

このパーティの問題点はもちろん
そこにいる紙使いのヤクモだそうです。


まぁそうですよね。

読者視点でも援護も攻撃もせずに
足引っ張ってるし。

「紙を操る能力は珍しいけど強くない」

とのこと。

そのくらいなら
1ヶ月もかからずに判明しそうですけどね。


というか主人公は主人公で

「強くない…?」

って疑問形だけど強いと思ってたんか?

しかし

「戦闘スキルがなくても努力すれば
 強くなれます!」


と食い下がる主人公。

お前もスキルが弱いことは認めるんかい。

そして

「だとしても戦闘スキル持ちの方が有利だ」

と、返されます。

もう1から10までリーダーが
言ってることが正しいです。

というわけで雑魚スキルは用なしと
いうことで追放されました。

まぁそうでなくても

・周りを警戒してるくせに囲まれてる。
・なにもできないのに
戦闘中うろつく。
・そもそも主人公以外は全く苦戦してない。

これですからね。
スキルが弱いとか関係なく追放でしょう。

逆によく30日も抱えてましたね。

そしてこれだけの失態をさらしているのに
丁寧に追放理由を説明した上で

「別々の道を歩むことになるが
 キミの幸運を祈っているよ。」


と、労いの言葉をもらってから
洞窟の出口で解放されます。

対応が優し過ぎでは?

ここまで主人公が無能で肩入れができない
追放シーンは初めてですね。

追放された後に孤児院に向かう主人公。
そしたら幼馴染の女の子と

おばあちゃんが出迎えてくれます。

そしたら聞いてもいないのにおばあちゃんが

「主人公は昔、ユニークスキルを
2つ持ってたからSランクになれてた。」


と語りだします。

でもなんか熱が出てなくなったらしいです。

なんでスキルが2つあったのか
なんでなくなったのか


この辺りの説明は一切書かれていないので
ただの無駄ゴマです。

そしてこの孤児院に寄付して
お金がなくなったから野宿だそうです。

スキルも弱いし頭も弱いですね。

誰がこの主人公を
応援したくなるんでしょうか?

そしたら急に頭が痛くなります。

前兆とかは特にないです。
急に痛くなります。

痛みが治まらないらしく、目もかすんできて

「死ぬのか…?」


とまで思い始めます。

急に野宿とかするから毒キノコでも
食べたんじゃないですかね。

とか言ってたら急に治ります。

マジでなんなのこの漫画??

なにを描きたいのかが
一切わからないんですけど。

なんか頭痛が治ったらキマイラが現れます。

どうして出てきたかはわかりません。

「グアアア!」って飛んできたので
紙をバッすると

「グアアッ!」って喰らいます。

絵が下手クソなんだから敵のセリフくらい
もう少しどうにかなりませんかね??

最初に紙をペラペラしてた時と
なにが違うのかわからないですけど
主人公的にはたくさん紙が出せたみたいです


よかったね。

とりあえず逃げるのは厳しいらしいから
ここで戦うしかないそうです。

そして紙でできた剣をブワッてします。

剣先が主人公の方を向いてるのは
出す方向を間違えたんですかね?

なんか「いっけー」ってします。

ドドドドドってなってますが
キマイラ君は無表情です。

めっちゃシュールな絵面でしたが
雰囲気で倒してました。

なんでこうなったのかっていうと
小さい事頃に失ったスキルが戻ったから
だそうです。

急にスキルもどった理由は謎です。

「僕は強くなれるのかもしれない(完)」

ってことで1話終わりです。

いや、なんかもう…

酷いとか酷くないとかそういう話の前
こんなものが世に商品として
出回ってることが信じられないんですけど。

というか自分が作者だったら
こんな「小学生の時に考えたようなお話」を
世に出すことが恥ずかしくてできません。

せっかくなのでこのあとの展開も
少し見て見ましょう。

主人公が森に行くと
女の子が魔物に襲われてました。

紙でドドドドドドってして倒します。

1話となにが違うのかわかりませんが
一応形が手裏剣になってます。

モンスターを倒したので
女の子が仲間になります。

次に強いと噂の猫を仲間に誘います。

そしたらテストしてやるとか言われたので

剣をザッて出します。

これも1話と同じに見えますが
が相手を向いてるので成長はしてますね

紙の剣をたくさん出したら

「お前の魔力量はどうなってる?」
「魔力極大を持ってるからだと思います。」


という噛み合ってない会話を繰り広げ

実力を認められて猫が仲間になります。

あとは色んな女の子が仲間になって
ハーレムさいこーってなっていきます。

これが実験作品の力か…
とんでもないですね…

正直なところ私は

「出版社がどのくらいヤバイ作品だったら
 売れなくなるかを実験してる」


なんていう話を聞いても

「さすがにそんなことはないだろう」

って思ってたんですよね。

ただこれほどの物を見てしまうと
そういう理由で出してると考える方が
自然だと思ってしまいますね…

ただもっと恐ろしい仮説としては…

「こんなのでも売れてしまうから出してる」

っていうものですね。
この仮説があっていると思いたくないので

「これは実験作品として
 出版社が赤字覚悟で出してる。」


と思い込んでいこうと思います。

まとめると

「世に出されてしまったことが
 逆にかわいそうな作品」


というところですかね。

読みたい人は読んでみたらいいと思います。

それではまた。

「雑魚スキル」と追放された紙使い、真の力が覚醒し世界最強に(1)

この記事で使っている画像は全て

「雑魚スキル」と追放された紙使い、真の力が覚醒し世界最強に/
モンスターコミックス

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